皮膚を上に引き上げて、靭帯の下に入るように深く刺入し、ボーラスで0.1mL注入します。
注入後はゆっくりと皮膚から手を放し、注入した部位を下から上に持ち上げるようにして、靭帯の下に「レスチレン® リフトTM リド」が入るように軽く成形します。
顔の真性靭帯(しんせいじんたい:True Ligament)は、杭のように皮膚を骨につなぎとめる役割を果たします。老化に伴って顔の靭帯が衰えて垂れ下がると、顔の皮膚や脂肪も下垂し、しわやたるみなどの原因となります。
『TrueLift®』は、ガルデルマのヒアルロン酸「レスチレン® リフトTM リド」を、顔の真性靭帯のポイントに注入することにより、少量のヒアルロン酸で顔全体の症状を改善するメソッドです。
触診で眼窩上縁の外側から1cm程度上にある凹みを確認してマークします。
皮膚を上に引き上げて、靭帯の下に入るように深く刺入し、ボーラスで0.1mL注入します。
注入後はゆっくりと皮膚から手を放し、注入した部位を下から上に持ち上げるようにして、靭帯の下に「レスチレン® リフトTM リド」が入るように軽く成形します。
耳珠上部から眼窩下縁に向けて下図のようにライン(………)を引いたときに、耳珠からラインに沿って4cm程度内側、そこから1cm程度下の位置が頬部靭帯の側縁になります。側縁よりも少し内側にある凹みを触診で確認し、2箇所マークします(頬部靭帯は広く力が強いため、TL2-1,2の2箇所に注入します)。
皮膚を上に引き上げて、靭帯の下に入るよう深く刺入し、2つのポイントに各々0.2mL注入します。
注入後は注入した部位を下から上に持ち上げるようにして、靭帯の下に「レスチレン® リフトTM リド」が入るように軽く成形します。
触診でほうれい線の根本にある最も深い溝を確認してマークします。
ほうれい線の最も深い溝に、皮膚表面に対して45度の角度でゆっくり深く針を刺入します。
皮下の深い層に0.4mLをボーラスでゆっくり注入します。
触診でマリオネットライン(………)と下顎(………)の交差ポイントにある凹みを確認してマークします。
針を深く刺入し、ボーラスで0.1mL注入します。
『TrueLift®』では、ガルデルマのヒアルロン酸使用軟組織注入材「レスチレン® リフトTM リド」を使用します。「レスチレン® リフトTM リド」は均一なサイズの粒子をもつヒアルロン酸で、「レスチレン® リド」よりも粒子サイズが大きく、しっかりとしたリフティング効果を発揮します。